2009-12-16

再仕分け?

 仕分け結果の復活は、いろんな分野の方が激しくつついたスパコンだけ復活して、あとはダメっぽいですね...。若手支援の方は、ラボ主催者で45歳以下とかなんとかっていう、ポスドクや任期付き若手には関係ない仕様になるみたいですし、若手切りの印象です...。悪いほうの予感が当たることになりそうというか、このままだと、ありがちな決着方法、大きく反発されたこと(スパコン)だけをフォローして、沈静化させるということになりそう。スパコンを反旗の看板にした時点で、研究者側の戦略負けだったのかも。
--

 今回の件で、よかったと思う点は、業界内で、若手を取り巻く問題について、より意識が高まったことだと思います。前回の生態学会で行われたPD・科研がらみの自由集会では、若手の参加者が両手に収まるくらいしかいなかったのが気になっていたので、今回のことが問題提起になったと信じたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009-12-12

ランダム?

「研究者には運も必要だ」と、昔、とある人に言われたことがあります。運は引き寄せるものだという意見もあると思います。それも分かりますし、実際、がんばっていれば呼び込めるものはあるでしょう(これが運かどうかは人によって意見が分かれそうですが)。ともかく、運というのはある気がします。自分ではどうしようもないことなので、天に采配を任せるしかないというかなんというか。ここ数日は、なんとも、凹む日々です。別の言い方をすれば、嗅覚が鈍いというか、生きるのがへたなのでしょうなぁ。ともかく、より先を見て、がんばるしかないのでしょうね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009-11-28

数年ぶりの筑波

現在、筑波で行われている行動学会に参加しています。

面白い発表をいろいろ聞いて楽しんでいます。やはり、コンパクトな学会はよいですね。
--

 学会をがっつり楽しみたいのは山々なのですが、現在、原稿の締め切りやら自転車操業の講義やら他の業務やらで、首が回っていない状態。今回は、学会発表をそこそこ聞いたあとは会場から離脱し、宿でお仕事を進めています。しばらくは綱渡りの日々。

 まあ、9月の鳥学会に引き続き、自腹での学会参加なので気楽です(懐は痛いですが)。

 ところで、筑波ですが、宿の周りやバスセンター・駅周辺までの道中に、コンビニが全然ないようです。ホテルの人も、『このへんにはありませんね...』と言ってたのですが、みなさんはどうしているのでしょう。ジャスコがその代わりなのか?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009-11-23

日本の行動学の

礎を築いた、日高先生がお亡くなりになられたそうです。謹んでお悔やみ申し上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009-11-22

下層社会

 世間のほとんどのPDは何かのプロジェクトのPDです(学振PDが全PD中に占める割合は極く少し)。プロジェクト系の予算削減や停止というのは、そのまま若い人の首切りに直結するでしょうから、ひどいことになりそうです。景気が悪くなれば、任期付きの契約社員(PD)から人減らしするのはどの業界でも同じでしょうか。

 それにしても、最近は、科学技術立国の基盤を止めてよいのかと、連日、マスコミ報道が出てきています。ただし、その内容はもっぱらスパコンやロケットなど。国家戦略担当相が『スパコン予算維持』と発言したそうですし、研究者側の巻き返しがすごいのでしょう。このへんの分野のパワーは推して知るべしですな。
 一方、若手研究支援や若手向け科研費の報道なんて、かけらも出てきません。びっくりするくらい、まったく報道されません、出てきません(ただし、生物系9学会の意見書等は取り上げられてましたね)。若手学者育成支援削減の問題は、世間にはほとんど届いていないのではないかと危惧しています。

 現在、科学者たちが一斉に声を上げていますから、これによって回復してくる分野もあると思います。ただし、そのなかにも階層性があるでしょうから、若手向け予算の復活の先行きはかなり不透明なのではないかと気になっているわけです。科学研究における若手育成・世代の継続性の重要性という視点はどの研究分野でも共通ですが、一方で、分野間のバランスも存在するのですよね...。若手自身が声を上げることが必要であると同時に、業界のそれなりの立場の人達が、日頃から研究以外のことに力を発揮しておくことも重要なのだと思います。
--

 今回の件を機に、必要な予算が必要な分だけ、どこにも吸い取られずに、正しく認められ行き渡る制度・構造に改変してもらえるとよいのですが...。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009-11-19

仕分けもろもろの今の感想

 続々と、様々な業界団体が今回の仕分け結果について意見表明をしているようです。こうした動きはとても興味深いです。単独、連名で複数の団体が要望書を提出する一方、全く動いていない団体もありそうです。これは、あえて静観しているのか、それとも科学行政にうといのかどちらなのでしょうか。自分の所属している団体が、どのように考えているのかを判断する良い機会かもしれません。
--

 選挙前は現与党も旧与党も科学研究費の削減は口にしていない、むしろ増額傾向のところもあったので、私自身、選挙後に研究分野がどうなるかはあまり心配していませんでした。むしろ、これまで行われてきていなかった各分野への予算配分の変化があればよいなと期待していました。

 日本のおかしな財政状況、収入の倍以上の借金をしながら予算を組んでいることを考えれば、国家予算が縮小傾向に向かうことは当然と思えます。そんな中、科学は重要だから、予算は増やすと言っていた。全く不安が無かったかというとウソになりますが、ひょっとしたらよい方向へ進むかもという期待を少しはしていたのが本音です。

 で、今話題の事業仕分けの結果が出そろいつつあります。先日でた各若手向け予算の減少にはもちろんショックを受けましたが、ロケット用エンジン関係予算の延期にも驚きました。いろいろ問題が指摘されていたスパコンやロケット本体の方と違い、私のような素人にはエンジンくらいは続けたらと思うのですが...。研究は一度止めてしまうと、研究者も離れていきますし、将来、いろいろな意味で使えそうなこうした技術研究は続けたほうがよいと思うのです。

 今回の仕分けでは、担当省庁のプレゼンの善し悪しへの指摘も各所で見かけますが、それだけではないと思います。あちらも科学がどういうものか、ある程度分かっていて、あえて切っているような気もするのです。仕分け側は、よくある経理とか財務の節減的な考え方という印象。予算・議題への切り込みかたが、仕分け側と予算要求側では、議論が食い違っているのですが、狙ってそうしているのかな...。

 科学は一度その分野で遅れをとったら復帰が難しいものです。また、論文などを通して、研究で得られた知識を世界中で共有する側面や、互いに切磋琢磨していく面も合わせ持っています。共同と競争が共存する、挑戦と失敗を繰り返していく分野です。知への欲求と知見の蓄積という人間が持つ探求心を満たす行為であるのはもちろんのこと、応用面ではすぐに役に立つことはなくともその基礎になりえます。さらに、研究は成功・失敗というバクチ的な側面がついてまわりますが、当たりもある程度の割合で生じるわけです。これらを承知の上で行うのが科学でしょう。
 で、あとは世間や配分者が、その即効性とかバクチ的な側面をどれだけ許すかがキモになってくるのですが、今回は、どうもそういうことをかなり許してくれなさそうだというのが、現時点での私の印象です。商業的な事につながる可能性がある分野なら、あちらの論理でも、研究者側の必要性を理解しやすいだろう、比較的いけるかと思っていたのですが、それでもだめだったことに動揺しました。なお、文科省の約7割の事業が、仕分け対象で、これは他省庁よりも高い割合なのだそうです。短期的な成果がイメージしにくいゆえでしょうか。ゆえに、我々の業界への影響の大きさは、想像に難くありません。

 今回の仕分けは科学・教育・福祉は重視するが、質は重視しない、上から下へリソースを移すというベクトルのような気がします。今後仕分けに登場する、研究・教育関係の予算がどうなるか、とても気になります。

--

 それから、密室ではなく、事業予算の評価過程が見えることは、とても価値があります(仕分け対象事業の選別方法が不明であることややり方は問題ですが)。全分野を公開で行って欲しいですね。仕分けることそのものは重要だと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009-11-13

科研費をはじめ、科学研究関連予算は、事業仕分けで軒並み削減

 都内の駅では、コインロッカーが使用禁止になっていたり、おまわりさんがたくさんいるのを見て、お米の国の大統領がやってきていることを実感した今日。研究者にとっては重要なことが、事業仕分け対象にあがっていたのですね。

 ポストポスドク問題など、非パーマネントな若手には生死がかかった切実な問題ですが、政治家とか事業仕分けに参加している人は誰も本質を知らないんじゃないでしょうか。
 "学振PDは『雇用対策の色合いが強い』からダメ"なんて、筋ちがいな発言だと思いました。PDなんて、任期付き研究員用予算なんて、ほぼ雇用そのものでしょ。若手研究者の実情を分かってないこと丸出しの発言だよ、これ。博士修了者は、何で食っていけばいいのさ。学振PDに限らずプロジェクト系の研究費だって、雇用対策の側面があるでしょうに。任期付き研究員だらけの世の中ですから、雇用と研究費の関係を言ったら、どれも人件費の側面をもっています。この理屈でいったら、パーマネント職に既に就いてる研究者しか研究できないよ。それから若手研究予算の削減は、若手の競争を益々激化させ、結果、研究環境はより悪くなるのではと心配です。

 個人的には、日本の科学者コミュニティはもっと政治力をつけるべきだと思います。政治は本業の研究とは全く別ものですし、だれもやりたくはないというのが研究者の本音だと思います。一方、社会的必要性を広く認識してもらえなければ、予算は減るわけでして...。研究者コミュニティが発言しなければ、相対的な予算配分は減っていくでしょう。科学は数(十)年後の国の科学力・価値観に広く影響するでしょうけれど、短期的には結果がでにくいのですから、もともと軽視されやすい分野だと思います。社会的にその重要性を認知されにくいなら、情報発信の重要性はなおさらです。業界の偉い立場にいる人にはがんばってほしいです。

 予算の大小とは別な問題として、予算をどう配分するのか、ということがあります。この視点が入っていないように感じられたことの方が気になりました(報道されないだけ?実際、どのような議論がなされたのでしょうか)。科学の発展には、研究者の数・層の厚さが重要でしょう。科学は海のものとも山のものとも分からないものですから、広く浅く予算配分するのがよいと思います。予算が少ないからとこの幅を狭めてしまうと、科学業界はゆるやかに滅びの道を歩む気がします。たとえ大規模予算を削減しても、多くの研究者が助かる方向へと政策転換がされるとよいのですが...。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009-10-02

活力

 久しぶりにK藤さんが来研してださいました。ありがとうございました。前回と異なり、今回のメインは田中君とK藤さんの仕事だったのですが、私も関わらせてもらっているので、刺激をもらえた2日間となりました。その後、採集作業があるとのことでしたが、雨がちな天候だっただけに、うまくいったか気掛かり。後日、何とかなったとお知らせをいただき、一安心です。またいらしてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009-09-24

学会終了

 北海道にて日本鳥学会大会に参加してきました。大会スタッフの皆さんは大変だったことと思います。どうもスタッフ数や会場の制約が厳しかったようですね、参加者全員が入り切らない箱や立地の悪さや運営など、あちこちで大変さが感じられました。スタッフの方は気苦労が多かったのではと想像します。一参加者としては、会場がコンパクトだったこともあり、快適に過ごすことが出来ました。シンポを初め他の発表内容も充実していましたし、それらをリラックスして聞くことができ、私自身ここ数年で一番楽しんだかもしれません(これは、これは私自身の学会参加への心構えの変化があるかもしれませんが)。天候にも恵まれ、うまいものも食べることができ、心の洗濯ができた数日間でありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009-06-17

光学機器でいろいろ

 所用で朝から大学へ。Tさんが来研され、一緒にいろいろ試行錯誤。恐いくらい順調、すばらしい。いろいろおしゃべりが出来、おもしろい研究結果を見せて頂けて楽しかったです。
--

 たまっている事務処理の一部を終わらせた。"ここまで終わらせたい"という夢を見ていたのだが、見積もりが甘くて実際はその半分程度しかできなかった。でも、最低限のところは済ませられたので満足。それにしても、某部署の処理速度はとても速くてありがたい。午前中に頼んだことが午後には終わっていて驚きました。
--

 夜、コピーをとっている間にトイレへ行ったら、その間にコピーカードを盗まれてしまいました...。かなり凹みました。。。『悔しいですっ(芸人のザブン○ル風に)』。

 以前から気をつけていたつもりでしたが、「まさか、印刷中のコピー機を停止させて、カードを抜かれることはないだろう」と思っていたのが甘かった...。残念ですが、大学というのは盗難が多い場所でもあるので、気を引き締めて注意したいと思います...。

--

気になった記事

マイクロフォーサーズ機、オリンパス・ペンEP-1登場

 フォーサーズマウント ユーザーの私としては期待していた1台。

 私のマイクロフォーサーズへの期待は、以前の記事(これこれ)に書いた通りです。で、"高画質コンデジの代わりとしてレンズ交換可能なコンパクトな1台"としては、今回、残念ながら私は購入をパスです。

 理由はストロボが内蔵でないこと。いつも持ち歩いてさっと撮るための機材としては、私には致命的でした。私はもっぱらストロボは炊かないのですが、いくら高感度撮影ができるようになっても、ストロボが必要な撮りたい場面で、ストロボがあるけど使わないのと使えないのでは全然違います。確かに過去のオリンパス・ペンの大半はストロボは外付けでしたが、この点は受け継がなくてもよかったと思います。

「広角レンズ担当&マウントアダプターを併用しての1眼レフ機のサブ機」としての立ち位置としても、上記の理由に加えて広角レンズが出ていない現状では微妙なのです。

ボディ内手ブレ補正機能を内蔵してくれたのは、あっぱれです。

それだけにアクセサリー類の互換性がフォーサーズ機とどのくらいあるのかが気になります。どのフォーサーズ用レンズで手ブレ補正が働くのかとか、外部ストロボのどれが使えるのかなど。

 モノとしてはとても惹かれています。ストロボが内蔵され、広角レンズが出たら今すぐにでも買いたいと思いますので、後継機に期待します。
--

 コピー機の件も含めれば、今日は光学機器ネタということで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧